神奈川高野連の公式記録の記入方法
誰が見ても理解でき、正確に記録されていることが大切です。 ・・・・2007年3月に誤字を訂正・・・・
準備 アウト セーフ その他 記入ポイント 自責点 TOPへ戻る

 1.試合の開始前に記入

   (1)年月日、大会名、球場、天候、審判員名、記録者名など。
   
   (2)先発メンバー

     ■守備位置の記入法
       投 手…1  捕 手…2  一塁手…3  二塁手…4  三塁手…5
       遊撃手…6  左翼手…7  中堅手…8  右翼手…9
     
     ■選手名の記入法
       右側に寄せて記入する。(守備交代のとき、1-9-1 などと書くことができる)
 
 2.試合開始と同時に

     (1)開始時間の記入
     (2)打者の打ち方(右打ちか左打ちか)を打順ごとに記入
     (3)野手の投げ方を記入

 3.試合中の記入

   (1)ボールとストライク(なるべくボールカウントは小さめに)

      ○……見逃しのストライク   ×……空振りのストライク
      ―……ファルボール      ●……ボール

 
     
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  (2)凡打してアウト


     A.フライ      7と⌒……レフトフライ

                2と⌒……キャッチャーフライ

                ◇8……センターへの犠牲フライ(◇犠打を示す)

        ※犠牲フライは、打者の打ったフライによって、走者が得点したときだけに記録される。
         外野フライで、2塁から3塁(1塁から2塁)への進塁は、記録上は送球間の進塁となる。 

     B.ライナー     _
                3……ファーストへのライナー
                _
                8……センターへのライナー
   

     C.ゴロ       5―3……サードゴロを3塁手が捕って1塁送球、アウト
  
                 3A………1塁手が自分でベースを踏んでアウト
                      (2塁はB、3塁はCとする)

                ◇1―3…投手から1塁手へ送球してアウト
                   (◇は犠打を示す)
        
                ◆1―6…投手からショートに送球してアウト
                   (◆はバント失敗で走者を進塁させられなかったことを示す)

 
     D.三振       K ……見送りのストライクで三振

                SO …スイングアウトで三振

                Kを逆 ……振り逃げで1塁セーフ

                Kの3乗 ……スリーバント失敗                     



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     (3)安打
    
     A.単打(シングルヒット)

       /8  センター前ヒット          /5・6  三遊間を抜いたヒット

       4・3 /と) セカンド内野安打
            (2塁手から1塁へ送球したが、間に合わなかったとき)

       6 /と) ショートが送球しなかったときの内野安打
           
     B.長打(ロングヒット)
               ・
       レフトオーバー 7

       レフト・センター間 7・8 
                      ・
       ライトオーバーの本塁打  ◇と9 (◇は4つの進塁を表す)     


  (4)四死球
 
       B……四球      DB……死球(デッドボール)

         ※4つ目のボールが打者に当たったときはDB(デッドボール)となる

  (5)失策(エラー)

     A.ファンブル・トンネル・落球による失策
        
         6E……ショートのエラーで送球なし

         8E……センターの落球

         7E……ゴロをエラーして走者を必要以上に進塁させたとき
         
         3FE…… 一塁ファールフライを落球
     
     B.送球による失策

         6E⊥3…ショートの悪送球(低投)
           _
         5E|3…3塁手の悪送球(高投)

         4―3E…2塁手からの送球を1塁手がエラー




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   (6)送球によるアウト

         1−3T………投手から1塁手への牽制球でアウト

         7−5−2T…レフトから3塁手の中継で捕手に送球されアウト

   (7)盗塁

         S………………盗塁(スチール)成功

         2−6ST……捕手からショートへの送球でアウト

            ※オーバースライドしてアウトになったときは、盗塁失敗
             オーバーランしてアウトになったときは、盗塁の記録とタッチアウトを記入

   (8)ダブルプレー
         
         DP 1塁への記入 4−6−3 
            2塁への記入 4−6
             
            (2塁手からショートに、ショートから1塁手に送球されて併殺)
   
   (9)得点、アウトカウント、残塁の記号


     A.得点   ●…走者の得点を示し、投手の自責点である

            ○…走者の得点を示し、投手の失点である

     B.アウトカウント
          
            T…一死     U…二死     V…三死

     C.残塁   l(エル)
       
            
   (10)その他のプレー

     A.フィールダスーチョイス(野手選択)
           
            4FC・…2塁手の野選

            ◇1FC…犠打と投手の野選


     B.ワイルドピッチ、パスボール、ボーク

            WP…投手の暴投   PB…捕手の捕逸   BK…投手のボーク
 

     C.インターフェア
            
            2IF……捕手の打撃妨害を示す
        
            R−4IF…走者が2塁手の守備を妨害したとき

     D.オブストラクション
            
            6OB……ショートの走者に対する走塁妨害 

     D.インフィールドフライ

            5IFF…3塁手へのインフィールドフライを示す



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 【スコアブック記入時の注意】

 1.安打の記録
   (1)ベースを踏み忘れたとき
      最後に踏んだベースによって、塁打が決定されます。
       例…2塁ベースを踏まないでアウトになるとシングルヒット。

   (2)送球間の進塁
      走者2塁で、打者がヒットを打ったとき、野手が本塁へ向かった走者をアウトに
      しようと本塁へ送球する間に、打者が2塁に達しても、打者にはシングルヒット
      しか与えません。

   (3)打球が走者に当たったとき
      走者は守備妨害(IF)でアウト、打者には安打を記録します。

   (4)サヨナラ安打の場合
           サヨナラヒットの場合は、ホームインした走者が、その安打で進んだ塁と同数の
      塁打が与えられます。ただし、打者走者がそれと同じ数の塁を進塁することが条件です。

   (5)ヒットを打っても安打を記録しないとき
      先行の1塁走者が、2塁ベースを踏み忘れたとき、守備側のアピールで1塁走者
      がアウト(フォースアウトの状態)になれば、打者には安打は記録されません。

 2.打点の記録
   (1)安打、犠牲バント、犠牲フライ、内野ゴロ、野選(FC)で、走者がホームインした
      ときは、打者に打点を記録する。

   (2)満塁で四球、死球、打者妨害による押し出しで得点したとき、打者に打点を記録する。

   (3)無死、1死で打者が振り逃げで1塁に走ったとき、捕手が1塁に送球して打者走者を
      アウトにする間に、3塁走者がホームインしたら、三振と捕逸で打点はつかない。

   (4)併殺打では、その間に走者がホームインしても打点はつかない。

   (5)失策があったときは、打点はつかないが、その失策がなくても得点できたと判断した
      ときは打点を記録する。

 3.盗塁の記録
   (1)走者が盗塁へのスタートを起こしたあとに、投手の暴投あるいは捕手の捕逸があっても
      盗塁が記録される。

   (2)捕手が盗塁を防ごうとして、悪送球になっても盗塁が記録される。

   (3)挟殺プレーになったとき、守備側の不手際から走者が次の塁に進めば、盗塁が記録される。
      ただし、守備側のどの選手にもエラーがつかないことが条件となる。

   (4)スライディングして触塁後オーバースライドでアウトになったときは盗塁は記録されないが
      触塁後オーバランでアウトになったときは盗塁が記録される。

   (5)ダブルスチールあるいはトリプルスチールが企てられたときは、1人でもアウトになれば、
      アウトにならなかった走者にも盗塁は記録されない。

 4.打数の計算
    犠牲バント及び犠牲フライ、四球、死球、妨害(インターフェア)、または走塁妨害
   (オブストラクション)によって1塁を得た場合を除いた、打撃を完了した回数を打数という。

 5.四球、死球、三振、失策の記録
   (1)4つ目のボールが打者に当たったときは、四球ではなく死球となる。

   (2)走者1塁で、打者が2塁ゴロを打ち、4−6−3とボールが転送され、1塁走者をアウト
      にし、1塁に好送球が投げられ、捕球していればアウトのとき1塁手にエラーが記録され
      るが、悪送球で打者を生かしても、遊撃手にはエラーは記録されない。ただし、打者が
      2塁へ進めば遊撃手にエラーが記録される。

   (3)打席途中の交代での四球は代打に四球が記録される。

   (4)一人の打者に対して、二人以上の投手が投げて出した与四球はボールカウントによって
      次のようになる。
      ■先発投手の与四球 0−2 1−2 0−3 1−3 2−3
      ■救援投手の与四球 2−2 2−1 1−1 0−1 2−0 1−0

   (5)1打席に二人以上の代打が出て三振したとき、2ストライク目をとられた打者に三振が
      記録される。

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 6.自責点の記録
   (1)自責点とは、投手が責任を持つべき得点。
      ■自責点を決定するに当たっては、次の2点を考慮する。
      A.同一イニングに二人以上の投手が出場したときの救援投手は、出場するまでの失策
       (捕手の妨害を含む)、または捕逸(パスボール)による守備機会を考慮されること
        なく、それまでのアウトの数をもとにして、改めてイニングを終わらせなければな
        らない。

      B.走者が進塁するに当たって失策があったときは、その失策がなくても進塁できたか
        どうかに疑問があれば、投手に有利になるように考慮する。

   (2)自責点となる要素
      安打、犠牲バント、犠牲フライ、四死球、盗塁、野選、刺殺(ゴロかフライなど)、
      ボーク、暴投で走者で走者が得点したら、投手の自責点となる。
      ただし、守備側が相手のプレーヤーを3人アウトにできる機会をつかむ前に、前記の条件
      を備えた得点が記録された場合に限ります。
      なを、守備側の妨害は、ここで言うアウトにできる守備機会に含まれる。

      ■アウトにできる守備機会とは……
      A.内野ゴロなどで、1塁に送球されアウト、または2塁、3塁、本塁でのフォールアウト
        もしくは、外野フライ、ファールフライでアウト、牽制アウト、盗塁死、走塁死などの
        アウト。

      B.上記の守備で失策(ファンブル、落球、暴投等)をし、打者もしくは走者を生かしたとき。

      C.三振(振り逃げ、スリーバント失敗を含む)
    
      ※ファールフライを落球して打撃時間を延ばされた打者が、アウトになったときは、または
       野手の失策によって1塁を得たとき、アウトの機会が2度あったようにみえるが、1度と
       数える。

   (3)自責点にならない要素
       エラー、捕逸(パスボール)、捕手の打撃妨害、野手の走塁妨害で、走者が得点した場合
       は自責点にならない。
       ただし、上記のプレーがなくても、進塁または得点できたと考えられるときは、自責点となる。

      ※ヒット、四死球など、自責点の要素になる打者が失策などで得点した後に、本塁打、長打
       が出ても、その前に得点していた走者は自責点とはならない。

  ■スコアの集計

    次の式で確認すること
    
       アウト数 + 得点 + 残塁 = 打数 + 犠打 + 四死球 + 妨害

 
神奈川県高等学校野球連盟 記録部

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