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1998年10月2日、私は茨城県波崎町の海岸に重油が漂着しているのを発見した(左上の写真、量が分かるように500ml入りのペットボトルを置いた)。97年に日本海で起きたような大規模な流出事故の場合にはマスコミでも大きく取り上げられるが、この程度の漂着は誰にも注目される事はない。しかし、ちりも積もれば山となる、重油の漂着は全国の海岸で日常的に起こっている事である。時には漁業に影響が出る事もあり、多種多様な漂着物の中でも最悪のものと言えるだろう。あなたも海水浴に行った時に気付かないうちに足の裏に小さな黒いシミのようなものが付いた事はないだろうか、それは重油である。私が波崎町で発見した重油は一部が砂の中に埋もれていて、そこを誤って踏んでしまった為に足にべっとりと重油がついてしまった(左下の写真)。愛用していたビーチサンダルも汚れてしまい、とても悲しい出来事であった。このような小規模の漂着の原因はタンカーのバラスト水(船体のバランスをとるためにタンク内に入れる水)の違法な排出にあるといわれているが、広大な海が舞台である為その実態は不明な点が多い。 |

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